緊張性頭痛・偏頭痛
緊張性頭痛、偏頭痛は、ほとんどの方が経験していると思います。
これは、未病の頭痛です。
それほど深刻ではないものの、ひどい人になると吐き気があったり、倒れてしまう方もいます。
緊張性頭痛は、主にストレスや緊張から来るものが多く、肩こりの原因の一つにもなっています。
首と肩の付け根がこったり、寝違いを起こしやすくなったりします。
偏頭痛は、ストレスや寝不足、目の疲れが原因で起こります。
頭と首の付け根やこめかみに、鈍痛・速痛といった症状がみられます。
また、脳は左脳と右脳に分かれていて、両方の血液の流れの違いから頭痛が起るとも言われています。
病気型頭痛
病気型頭痛の原因には、高血圧症、髄膜炎、脳出血、クモ膜下出血などの病気があります。
病気型頭痛が怖いのは、命を落とす危険性もある、ということです。
心配な方は、一度病院で診断してもらいましょう。
■高血圧症
高血圧症は、高血圧の方が最もかかりやすくなっています。
血圧が上昇し、脳の中の血管が膨張して、吐き気や立ちくらみなど起こします。
若い人の場合、いきなりハードな運動をするとなる場合もあるので、気をつけましょう。
■髄膜炎
髄膜炎は細菌・ウィルスによる頭痛です。
発熱や嘔吐、ひどい人になると痙攣してしまい、意識がなくなったり、その後に意識障害になってしまう場合もあります。
■脳出血・クモ膜下出血
脳出血・クモ膜下出血は、脳の中で出血が起こり、それが原因で頭痛が起きてしまいます。
吐き気や急激な痛みに襲われ、意識がなくなる時もあります。
ストレスを抱えていて、普段から吐き気や急激に痛みが出る方は、すぐに病院で検査することをおすすめします。